塾の選び方について解説~失敗しないためのポイントもご紹介~

公開日:2024/01/31
塾の選び方

子どもの成績が伸び悩んだり、志望校に合格できるか不安になったりしている方にとって、塾選びは重要なテーマではないでしょうか。

しかし、どの塾が自分の子どもにあっているか、悩む方も多いでしょう。そこで今回は、指導スタイル・経営規模・塾の雰囲気や講師など複数の視点で失敗しない塾の選び方を紹介します。ぜひ、参考にしてください。

指導スタイルの違いで選ぶ

塾の指導スタイルは大きく分けて以下の4つです。

・集団指導
・個別指導
・映像授業
・自立型指導

最初に紹介するのは集団指導です。1つの教室に多くの生徒を集めて一斉授業を実施する授業スタイルで、最も古典的な学習塾の形といってよいでしょう。受験といえばこのタイプを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

集団指導のメリットは、緊張感のある環境で他の生徒と競い合いながら勉強できることです。塾に来ている生徒は、進学を目的としていることが多いため、もともとモチベーションが高いです。そういった生徒たちを集めて授業をするため、競い合う環境が生まれやすいといえます。

しかし、集団指導は一定の授業進度を維持しなければならず、生徒一人ひとりの質問に答える時間も限られています。そのため、個別にじっくり質問したい生徒や自分のペースで勉強したい生徒にとって、必ずしも向いているとは限りません。

個別指導は1対1のマンツーマンや講師1人が数人(2〜5名程度)を指導する授業スタイルです。生徒のペースに合わせて授業してくれるため、生徒のニーズに合った授業が受けられるというメリットがあります。

大きな部屋をいくつものパーテションで区切って行う個別指導もあれば、小さな教室ごとで授業を行う個室タイプの個別指導もあります。周りの音で集中力がそがれやすいのであれば、個室タイプの方がよいですし、ある程度雑音があった方が勉強しやすいのであれば、大部屋タイプの方が向いています。

大手予備校などが製作した映像教材を使って学習するのが映像授業です。スケジュール管理がしやすい点や先取り学習がしやすい点、苦手単元だけをピックアップして授業を受けられる点などが、映像授業のメリットとして挙げられます。

デメリットとしては、画面をずっと見ているだけなので、緊張感を欠いてしまうことや目の疲労をためやすいこと、スケジュール管理がしにくいこと、すぐに質問して解決できないことなどがあげられます。

近年増加しているのが自立型指導です。これまで塾といえば講師が生徒を指導する形式が中心でした。自立型指導は基本的に講師と生徒で相談してカリキュラムを決定し、それに従って生徒が自分で学習するスタイルです。

よく見られるのが講師が教室内を巡回し、困っている生徒がいれば声をかけて個別指導を行う形式です。学習の習慣化やスケジュール管理能力の向上、部活との両立がしやすいといったメリットがある半面、講師側からの働きかけが一般的な学習塾より弱いというデメリットもあります。

経営規模で選ぶ

経営規模で比較すると、大手学習塾と個人塾に区分できます。大手学習塾のメリットは以下のとおりです。

・受験に関する情報量が豊富
・大人数で競い合う環境が整っている
・設備が整っている

大手ならではのメリットといえばスケールメリットです。全国展開しているような大手の場合、受験に関する豊富な情報を有しています。大学受験など全国区の受験で合格を目指すときは、大手学習塾が持つ豊富な情報を利用するのがお得です。

大手学習塾は通塾している生徒が多い傾向にあり、自ずと切磋琢磨する環境が整います。一丸となって、合格を目指して頑張る雰囲気を作り出しやすいのです。自習室などの設備面が整っているのも大手の魅力といってよいでしょう。

個人塾のメリットは以下のとおりです。

・地域の受験情報に精通している
・大手塾よりも授業料が安い
・塾の特徴がはっきりしている

大手が大学受験などのマクロな情報に強いとすれば、個人塾は高校受験や中学受験など、地域に根差した受験の情報を蓄積しています。個人塾の中には数十年にわたって受験指導を続けている塾もあるため、地域限定情報の信頼度はかなり高いといえます。

一般的に費用面でも大手学習塾より、通わせやすいリーズナブルな設定となっていることが多いです。また、塾のカラーがはっきり出るのも個人塾の特徴です。塾長や講師の性格、得意な受験形式や科目などが他塾との差別化につながるため、個性を打ち出す塾が多いのもうなずけます。

塾の雰囲気や講師との相性で選ぶ

指導スタイルやカリキュラムなどが素晴らしく思えても、通う本人との相性が悪ければ通塾の効果が下がってしまいます。塾の雰囲気を確かめるには体験授業に参加するのが一番です。

体験授業は塾側も準備するため、あまり意味がないと考える方もいらっしゃいますが、塾の内部の様子や休み時間の過ごし方など、雰囲気を知るには絶好のチャンスです。体験授業の際は教室担当者との面談が行われるケースが大半であるため、保護者自身も塾の設備を確認できます。

個別指導の場合は、講師交代や講師の指名ができるか聞いておくべきです。どんなに良い講師でも生徒との相性が悪いことは珍しくありません。その際に交代を希望できる仕組みがあるかないかを確認する必要があるのです。

講師のタイプで選ぶ

塾で勤務する講師はベテラン講師と学生講師に区分できます。ベテラン講師の多くは塾の正社員や長年教育に従事してきた講師で、豊富な指導経験を有しています。受験情報にも精通しており、保護者から見ても頼もしく見えることでしょう。

ベテラン講師の場合は生徒と年齢が離れていることが多いため、生徒と話が合わないこともあります。その点、年齢が近い学生講師は生徒と、コミュニケーションを取りやすいというメリットがあります。

しかし、指導技術や生徒や保護者の責任という点で不安を抱く方も少なくないでしょう。正直な話、どちらも一長一短ですので、生徒の特長にあわせてどちらが向いているか考えて選択したほうがよいでしょう。

実績で選ぶ

合格実績は塾の看板ともいえるものです。いわゆる受験戦争の時期は、合格実績こそが塾を選ぶ最優先の基準でした。現在でも合格実績は塾の能力を測る重要な指標です。

注目すべきことがらは、実績の中に生徒の志望校が入っているか否かです。特に特殊な問題が出題されやすい中学受験の場合、それぞれの学校に合わせたノウハウが必要となるため、実績確認は重要な意味を持ちます。

授業料で選ぶ

一般的な料金体系は以下の要素から成り立ちます。

・入会金
・月々の授業料
・教材費
・教室維持費(光熱費など)
・講習会費
・その他(テスト費用など)

集団指導よりも個別指導の方が高めの費用となります。なぜなら、集団指導は一カ月固定の料金であるのに対し、多くの個別指導では授業のコマ数に比例して授業料が決まるからです。フレキシブルに授業回数を変更できる代わりに、毎月の授業料が変動しやすいのです。

授業料設定は各塾でかなり異なっています。個別指導のなかにも「通い放題」を打ち出すケースが増えているため、さまざまな塾の費用を比較検討する必要があるでしょう。

まとめ

今回は塾の選び方をテーマに、指導スタイル・経営規模・塾の雰囲気・講師のタイプ・実績・授業料などの項目に分けて選ぶ際のポイントを紹介しました。

大学受験など豊富な受験情報が必要であれば大手の学習塾、中学受験や高校受験であれば地域の個人塾などのように目的によって、塾を使い分けるのが最もよい方法かもしれません。

万人にあった塾が存在しない以上、子どもとの相性が良い塾を選ぶのはなかなか難しいかもしれません。今回の記事に良い塾選びの参考にしていただければ幸いです。

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