子どもが「塾に行きたくない」という原因と対処法

公開日:2023/12/15
塾に行きたくない

「子どもが塾に行きたくないというけど、どうすればよいの」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?いくら親が塾に行ってほしいと思っていても、塾に行きたいという気持ちが子どもになければ、やる気が起きず成果が出ません。そこで今回は、子どもが塾に行きたくないという原因と対処法について詳しく解説します。

塾に行きたくない!その理由とは

塾に行きたくないと思うからには、子どもになりに何か理由があるはずです。ここでは、塾に行きたくないと思ってしまうよくある理由を解説します。

塾のレベルについて行けない

塾に行きたくない理由のひとつは「授業の速度が速くてついて行けない」「テキストの内容が難しくて理解できない」「指導方法が合わない」など、塾のレベルについて行けないことです。わからないという状態が焦りや不安となり、モチベーションの低下につながります。

人間関係が上手く行っていない

先生や友達など塾の人間関係はモチベーションにも直結します。質問や相談ができない相性が悪い先生では、勉強をする上でマイナスとなるだけでなく、成績アップといった成果にもつながりません。

また、嫌いな子や苦手な子がいたり、仲のよい友達がいなかったりすると、塾に行きたくないという気持ちになることもあるでしょう。

宿題が多すぎる

塾にもよりますが、テスト前や受験の前などは宿題が増える傾向があります。学校の宿題に加えて、塾の宿題があると帰宅から就寝するまで勉強に追われることになり、疲れやストレスが溜まり、塾に行きたくない理由になるのです。

他にやりたいことがある

部活動や習い事、趣味など、勉強以外にもやりたいことがあると、塾に行きたくない気持ちになります。実際に部活動の大会や習い事の発表会など、今しか挑戦できないこともあり、もっと好きなことに打ち込みたいと考える子どもにとっては「塾に行く時間がムダだ」と考えてしまうのです。

やらされていると感じている

親が希望する進学先が子どもの考えと異なるというケースや、親に行けといわれたから通塾しているというケースもあります。

本人の意思がないので、塾に行く目的が不明確になりやすく、やらされていると感じやすいのです。その結果、塾に行きたくないという気持ちが強くなってしまいます。

なぜ塾に行くのか改めて振り返るのも大事!

どのような理由であれ、子どもを塾に無理やり行かせても問題の解決にはなりません。そこで、なぜ塾に行くのかを改めて振り返ってみましょう。

子どもに「なぜ塾に行きたくないのか」理由を聞く

塾に行きたがらない、子どものやる気が明らかに落ちていると感じる場合は、子どもと話し合う時間を設けることが大切です。塾に行きたくない理由がわかれば、塾に行く回数を減らす、転塾するなどの対策も立てやすくなります。

理由を把握していない状態で「頑張って行こう」といわれても、子どもにはプレッシャーにしかなりませんし、合わない塾に無理やり行ってもストレスになるだけです。塾に行きたくない理由も含めて、子どもの話にしっかりと耳を傾けましょう。

塾に行くメリット・デメリットを考える

本当に塾に行く必要はあるのか考えてみることも大事です。子ども自身が「塾に行くことが自分にとってプラスになる」と感じたら、前向きに勉強に取り組めるでしょう。

塾に行く主なメリットは、学校では教えてもらえない勉強方法がわかる、授業だけではわからなかったことを理解できる、志望校や受験など目標のレベルに応じた勉強ができることです。

勉強方法がわからない場合や授業について行けない科目がある場合、ワンランク上の志望校を目指している場合は、塾に行った方が効率よく勉強ができるでしょう。その一方で、塾には時間がとられる、費用がかかるといったデメリットもあります。自己学習ができるなら、塾に行く必要はないかも知れません。

塾に行く目的を明確にする

「なぜ塾に行くのか」「塾に行ってどうなりたいのか」を子どもに問いかけ、一緒に考えてみましょう。「志望校に合格したい」「苦手科目を克服したい」など塾に行く目的が明確になれば、子どもの勉強に対するモチベーションも高まります。

また、目的を軸にして塾を選ぶことで、子どもに合った最適な塾を選択できます。

家庭でできるモチベーション維持方法

勉強に対する子どものモチベーションを高めるためには、家庭でのフォローが欠かせません。そこで、家庭でできるモチベーションの維持方法を解説します。

子どもを褒める

まずは、塾に行って頑張って勉強している子どもを褒めましょう。子どもが塾に行きたくないと思うのは、自信やモチベーションが低下しているときです。「頑張っているね」「苦手な○○ができたね」などポジティブな言葉で褒められることで、前向きな気持ちを取り戻せます。

ただし、褒めるときはテストの点数や順位といった結果を褒めるのではなく、子どもの頑張りやプロセスを褒めるようにしましょう。

目標を決めてご褒美を用意する

目標を決めてご褒美を用意することもモチベーション維持には効果的です。たとえば「テストで○○点を達成したら、服を買ってあげる」など、目に見える形で報酬が得られると成功体験を実感しやすく、やる気アップや達成感の獲得につながります。

しかし、無理のある目標は「できるはずがない」と感じるだけでなく、モチベーション低下の原因になるため、子どもが納得できる目標を設定することが大切です。また、ご褒美はお金や子どもが欲しがっているものにしましょう。

目標を達成できなかった場合も、怒らず子どもの頑張りを認めて労うようにしてください。

学習環境を整える

「無音の方が集中できる、にぎやかな方が集中できる」「自宅より図書館の方が勉強しやすい、自分の部屋よりリビングの方が勉強しやすい」など、人によって集中できる環境は異なります。そのため子どもに合った学習環境を整えれば、モチベーションに左右されずに勉強できるでしょう。

さらに「勉強した範囲を記録する」「問題集や参考書に印をつける」など、どれだけ勉強したかを見えるようにすることでモチベーションを高められます。実現しやすい勉強計画を立て、楽しく勉強できるように工夫してみましょう。

まとめ

子どもが塾にいきたくないといい出したら、親としては心配になるものです。しかし、無理やり塾に行かせても成果が出ないだけでなく、お互いの信頼感を損ねることにもなります。まずは「なぜ塾に行きたくないのか」子どもとしっかり話し合うことが大切です。子どもの悩みを聞いた上で、どうするべきかを一緒に考え、一番よい選択肢を探してみましょう。

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